人は死を意識することで、心が穏やかになるという。
人間は色々なものに執着する生き物だと思うが、やはり誰しもが生への執着を持っている。
この執着を捨て去るのは容易な事ではないが、それを捨てられた時、本当の平穏が訪れるのだろう。
肉体はただの魂の入れ物でしかない。
当たり前だけど、あの世には肉体もお金も持っていくことはできないのだ。
だから、生への執着を止めることは、この世のあらゆる物体への執着を止める事に繫がる。
何かに執着するからこそ、それを失うことを恐れ、人は恐怖する。
全てを失うことを受け入れたならば、怖いものなど何もないのだ。
生まれた時は何も持ってなかったはずだ。死ぬ時も元に戻るだけ。
何かを手に入れる事よりも、何かを手放すことを考えよう。
よりよい明日を目指すよりも、今日を楽しんで生きましょう。
何も怖くない。ゆっくりと現世を楽しんだらいいのだ。
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